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漢方という考え方については割と小難しい

漢方薬というのは鍼灸と並ぶ東洋医学の中心的な治療法となるわけですが植物や鉱物などを合わせて作られた生薬ということになります。
民間療法というものではなく基本的にきちんとした医療的なものとして認められているものであり、最近では薬局などでもよく処方されることがあったりします。
根本的な考え方としてあるのがそもそも人間の体にはバランスを崩すことによって乱れてくるということがあるとされています。
陰陽、五臓六腑、気、血といった体に流れるものやその流れを受け入れる場所などによって違ってくることではあるのですがそれが過剰になったりあるいは極端に少なくなったりするということが東洋医学的にはよろしくない状況であると言われるわけです。
鍼灸などで血の巡りを良くするというのは血のめぐりが悪いからやるわけであり、逆に過剰に血の状況が激しくなっている場合においてはそれを鎮める場所に針を刺したりするというようなこともあるわけです。
わりと概念的なことになってしまうので医療的に治る可能性が高いものであるのか、といえば微妙ではあります。

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